こんにちは。さときっちんです。
今回はレコード決着が多かった先週に中京競馬場の投稿です。
12R中3Rがレコードなんて滅多にないですよ。
高松宮記念もビッグアーサーがレコード勝ちしましたよね。
なぜ先週の中京競馬場はこんなにもレコード決着が多かったのか
面白そうな記事を見つけましたのでご紹介致します。
2016年高松宮記念(勝ち馬:ビッグアーサー)
さて2週間前に行われた中京競馬場のレースはAコースでした。
それが今週になりBコースに変更になりました。
すると時計の掛かっていたAコースから一遍、レコード決着多発の
高速馬場に変わってしまったのです。
これに調教師や予想各紙のトラックマンは不満続出しています。
ま、時計の掛かる馬場と思い調教したり、予想したりしているので
当然と言えば当然ですね。
こんな声が上がっています。
「絶対馬場をいじってる」
「ローラーを入れたに違いない」
(※ローラーとはローラー車で馬場を固くすることです。
一般には堅い馬場ほど時計が早くなると言われています。)
「馬場をいじるならGⅠ週ではなく、その前週にするべき」
JRAの言い分は?
JRA関係者の言い分は以下になります。
「今は開催中にローラーをかけることは基本的にしていないし、
するとしてもホームページなどで発表します。
今回も発表した手入れ程度しかしていません」
では高速馬場になった原因は?
それは「水分」が関係しているようです。
中京開催の時は雨になる事が多く、当然水分も多いのですが
水分が多くなると地面が柔らかくなり、時計がかかる馬場になります。
ところが先週は雨が降らず乾燥した堅い馬場になってしまい、
そのままGⅠ週を迎えたのが原因では?と考えられています。
またA→Bコースに変わったことでコーナーが緩くなり
よりスピードを保ったままコーナリングできるようになったのも
原因の1つと考えられています。
Aコースは本柵を使用し、Bコースは本柵から3m外側に仮柵を
設置して競馬を行っています。
外に膨れた分、コーナーの角度が緩やかになりますよね。
先ほどのJRA関係者の話では
「だいぶ回りやすくなったはずです。時計が早くなった原因の
1つと考えています」と言っています。
さらに2週前は3連休の影響で月曜日に中京開催が行われていました。
通常競馬場というのは月曜日に芝を刈って調整しているのですが、
先週は月曜開催だったため、火曜に芝の手入れを行いました。
そのためいつもより芝が短く、高速馬場になったのかもしれません。